2021/12/25
暗剣殺
「九星気学入門」で暗剣殺が五黄土星の向かい側
向かい側の宮に付くことを紹介しました。
方位で暗剣殺方位は凶殺方位として万人誰にでも凶方位となりましたが、
運気でも気をつけなければならない年となります。
暗剣殺がどの宮に付くのか。
一白水星の年、月、日の九星盤=坎宮の六白金星に暗剣殺が付きます。
二黒土星の年、月、日の九星盤=坤宮の八白土星に暗剣殺が付きます。
三碧木星の年、月、日の九星盤=震宮の一白水星に暗剣殺が付きます。
四緑木星の年、月、日の九星盤=巽宮の三碧木星に暗剣殺が付きます。
五黄土星の年、月、日の九星盤=五黄土星が中宮なので暗剣殺はありません。
六白金星の年、月、日の九星盤=乾宮の七赤金星に暗剣殺が付きます。
七赤金星の年、月、日の九星盤=兌宮の九紫火星に暗剣殺が付きます。
八白土星の年、月、日の九星盤=艮宮の二黒土星に暗剣殺が付きます。
九紫火星の年、月、日の九星=離宮の四緑木星に暗剣殺が付きます。
破
破はその年、月、日の十二支の向かい側の宮に
(年の九星盤には歳破として、月の九星盤には月破として、
日の九星盤には日破として)付きます。
破の付いた宮では、その宮のもつ象意に破れが生じやすくなります。
折角まとまっていた縁談や商談、就職等などが突然白紙に戻されたり、
まとまらなかったり、トラブルが発生しやすくなります。
破の付く宮はどのようになるのか。
十二支は
子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥という順で
年や月、日を表現しています。
そして十二支は坎宮から右回りに次のように位置を占めています。
各宮を良くみていただければ分かりますが、
十二支は艮宮、巽宮、坤宮、乾宮の四隅には二つ入っています。
艮宮=丑と寅巽宮=辰と巳坤宮=未と申乾宮=戌と亥ですから
破を見るときは年の前半と後半というように分けて考えます。
右の表を元に破の付く宮を表すと次のようになります。
子の年月日=離宮に破が付きます。
丑の年月日=坤宮の前半に破が付きます。
寅の年月日=坤宮の後半に破が付きます。
卯の年月日=兌宮に破が付きます。
辰の年月日=乾宮の前半に破が付きます。
巳の年月日=乾宮の後半に破が付きます。
午の年月日=坎宮に破が付きます。
未の年月日=艮宮の前半に破が付きます。
申の年月日=艮宮の後半に破が付きます。
酉の年月日=震宮に破が付きます。
戌の年月日=巽宮の前半に破が付きます。
亥の年月日=巽宮の後半に破が付きます。
表を見ながら読んでいくと、破の付く位置がよくわかりますね。
運気を見るときは四遇の十二支が二つ重なるので四遇の年は、
こういう半年ずつに分かれます。
九星気学の方位と運気を見るときの度数と家相を見るときの
度数の違いを説明しておきます。
方位や運気は30度家相は45度九星気学や運気は、
気の動きをとらえての判断ですから時が重要です。
つまり年月日の十二支で動くので、各方位が30度ずつです
家相は
中宮抜きで乾宮、兌宮、艮宮、離宮、坎宮、坤宮、震宮、巽宮の
八方位で見てゆきます。
家は地上に固定して建てられます。
動きません。
十二支の方位は取りません。
そのため各45度の角度になりますが、
細かくは更に15度ずつの二十四方位で家相判断をしたりします。
いつかテレビで、九星気学で暗剣殺の付く方位にリビングがあるため、
今年はリビングが凶方位だからあまりその部屋で過ごさないようにという
アドバイスをされていた芸能人の方がいましたが、
家の中に毎年凶方位が入れ替わるなんて面倒くさいことは考えなくてよいわけです。
また家の改築をするのに毎年、九星気学の吉方位だけ触るという
話も聞いたことがありましたが、完成までに何年も不自由な生活で大変ですね。
解釈が間違ってしまうと大変です。